Interview 03

アイム電機の「輪」の中で、
挑戦と成長を

技術部 設計課

薄 政智 Susuki Masatomo

2022年⼊社(理系)

社会を支える製品に
命を吹き込む仕事

設計の仕事は見積や注文内容に従って、Auto CADを使った図面作成などを行います。そのほか、必要な書類やデータの作成、お客様からの依頼・質問への対応、営業からの技術的な問い合わせや、工場での作成指示なども担当しています。
アイム電機の製品は水と密接に関わり、多くの産業や生活を支えるという非常に大切な役割を持っています。寸法、材質などをすべて正確に計算し、信頼と安心の製品を組み立てるのが、私たち設計課の使命です。製品に命を吹き込むまでの過程を見守り続ける、親のような存在だと思っています。
入社した当初は既製品の案件がほとんどでしたが、経験を積むにつれてオーダーメイドの製品にも携わるようになり、実力がついてきたなと実感しています。また、以前よりも見やすく、工場の方々が製造しやすい図面を描けるようになってきたという手応えもありますね。

自分の意見が反映される環境で、
モノづくりに携わりたかった

もともと図面を描く仕事や、モノづくりに携わりたいと思って就活をしていました。その中でも、自分の意見で会社を変えていくようなチャレンジングな仕事や、AIに代替できない、将来性のある仕事に関心があって。アイム電機は自分のやりたいことに合致していたのと、説明会での社員の雰囲気の良さや、大学の教授や先輩からもオススメされて入社を決めました。
入社前はPCの前でずっと図面を描く仕事だと思っていましたが、工場に行くことも多くて意外でした。自分が設計したものが完成するには工場の方々の力が不可欠で、現場でしか学べないことも多くあると感じています。

上司の言葉で、固定観念に
囚われない視点を学ぶ

水面の高さを検知してポンプ稼働のON/OFFを自動で切り替えられるフロートスイッチという構造があって、お客様から「検知できる高さの範囲を通常の仕様より広げてほしい」と要望がありました。ですが、そうすると高さを検知するスイッチがポンプと干渉してしまい、組立できないことが分かったんです。
解決策が見出せず上司に相談すると「スイッチを全く別の部分に取り付けてみたら?」って言われて。そのヒントを聞いたとき、自分の口から感嘆の声が漏れたことを今でも覚えています。その結果、無事に要望通りの製品をつくることができました。
それを機に、固定観念に囚われず、いろんな視点から考えて「これはどうかな?」と思ったらまず図面にしてみようと思うようになりました。完成形を立体的にイメージしながら、パズルのように組み立てていく過程はすごく楽しい。自分が描いた図面が部品として形になり、それが製品の中に組み込まれ完成したとき、「これは自分が設計したものなんだ!」と一番のやりがいになっています。

アイム電機の強さは「輪」の力

就活では、まずは自分の目で見て、足を運んで、話を聞いて、いろんな会社の空気を知ってほしいと思います。会社のネームバリューや自分の実力など考えずにいろんな世界に触れていろんな経験をしてほしい。遊びでも仕事でも「やってみよう」と一歩踏み出せる力が一番強いと思います。
アイム電機は、お客様に満足いただけるものをつくろうという意思が全社員から感じられて、モチベーションを刺激されながら前向きに働ける会社です。上司との距離が近く意見を言いやすいので、自分の思いを実現することもできますし、困難に直面しても、丁寧に教えてくれる先輩方や一緒に考えてくれる同僚、支えてくれる上司がたくさんいる中で、乗り越える力が身についていく。そんな会社全体の「輪」の力が、アイム電機の一番の強さだと思います。歴史の長い会社ですが、常に新たな挑戦を続け、変化し続けていこうという風潮があるので、若い世代の方々にもたくさんのチャンスがあります。これを読んでいるあなたにも、ぜひその輪の中に入ってみてほしいです。